心を豊かにする暮らし。

沖縄北部やんばるの森での暮らし。ベジカフェ&ヨガ"TAMAYA"主宰、旅、畑、食事、子育て、ヨガ、アーユルヴェーダ、ベジカフェ、ホームスクーリングなどなど。"もの"から"こころ"へ豊かの視点を変えることで見えてきた、新しくもあり、昔から変わらないオーガニックな暮らしのかたち。小さな暮らしのヒトコマが、私の小さな幸せのヒトコマ。間もなく3児の母。

幼稚園へ"行かない"という選択(1)

東日本の震災のあと
私たちは福岡に移住をしました。

そのときには
すでに長女を妊娠していていた私は
福岡の自宅にて
はじめてのお産を迎え
無事に第一子を出産するに至りました。

自宅でのお産のお話しなども
後ほど、ゆっくりと書いていきたいと思っています。

産後しばらくして
ベジカフェとヨガのコミュニティ
"TAMAYA"を立ち上げることになりました。

以前から身近にあった"食"と

同じく東京でお仕事としても
生活の軸となっていた"ヨーガ"

"食"と"ヨーガ"
"心"と"からだ"
その両面から健康と平和を考え
それらを共有できる場所をつくりたい!

そんな思いから
はじまった
TAMAYA

生後4カ月の娘を背負いながら
イベント出店やケータリングから
スタートした当初

1年を過ぎた辺りから
いよいよ店舗を構えたい、という
思いが強くなり
再び新しい土地を探すことに。

場所を選ぶにあたり
もちろん福岡でも良かったのですが
どうせ九州にいるのなら
他の土地も見てみたい!という
生まれ持った旅人気質の夫婦は
とりあえず気になるところを
訪れてみたのでした。

移住先を探したことのある人なら
感じたことがある方もいるかも知れませんが…

見れば見るほどに
訪れれば訪れるほどに

各地各所は
どこも素晴らしく

それぞれの良さをもっているもの。

その中から
ここだ!!と、決めることは
なかなかの至難のこと。

そんなときに
鹿児島にシュタイナーの
学校があることを教えてもらいました。

そこは
幼稚園からはじまり
小学部、中学部の1年生から9年生までの
カリキュラムがある学校。

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どんぐり自然学校・どんぐり幼児園|鹿児島の風土を生かしたシュタイナー学校

シュタイナー教育については
以前から興味があり
自分に子どもが授かるより
ずっと前から

いつか自分に子どもが生まれたら
シュタイナーの学校に
入れたらいいなぁ、と
漠然とイメージし考えていたものです。

とたん私のなかで
"鹿児島"という三文字が
頭の中で大きく広がっていきました。

幸運にも鹿児島に
鎌倉から移住をした
友人家族が住んでいたこともあり
訪ねることになりました。

友人家族の手厚いおもてなしと
素晴らしいアテンドにより(笑)

あれよ、あれよ、という間に
家が決まり、店舗が決まり、

さぁ、いよいよ
引っ越し!という流れになりました。

とんとん拍子の流れに
身を任せながら

その年の春には
無事にお店はオープンすることができました。

この時、娘は
一歳と9ヶ月ぐらいだったかな。

お店をはじめるにあたり
夫婦で決めていたこと、

それは、お店をやりながら
子どもをみる、ということ。

そもそも
家族で暮らし
その暮らしのなかから
経済をうみだし
循環させていく。

ということが
私たちの暮らしの軸にあったことなので

暮らし、仕事、子育て、
という縦の仕切りはいらないと思っていました。

それは常に
混ざりあっていて
繋がっていて
支えあっていて
それがひとつの私たちの
ライフスタイルの理想でした。

だから
私はおんぶ紐に娘を乗せたまま
仕込みをし

旦那は掃除、洗濯を済ませ

店があけば
私がお料理をつくり
旦那は配膳や接客をしました。

娘がぐすれば
旦那は裏の畑や庭に連れ出したり。

お店の中には
働く父と母、そして、
小さな子どもがいる。

娘はたくさんのお客さんに
声をかけてもらい
ときに、あやしてもらったり
遊んでもらったり

気がついたら
ものすごいお話し上手の
お話し好きの
女の子に成長していました。

私もまた自営業の家で生まれ育ったので
いつも家で働く
父と母の姿の横で
遊んでいた記憶が鮮明に残っています。

きっと昔の日本には
こんな光景がたくさんあったのだろうなぁ、
私もこんな風に大きくなったのかなぁ、
なんてよく思いました。

お客さまにも
時々、声をかけてもらったことを
今でもよく覚えています。

"昔はね~、よく、こんな風に
子どもを抱えて皆仕事してたわよ~"

私たちの夫婦はもちろんのこと、
娘はTAMAYAというお店に
育ててもらったな、と
心から思うものです。

そんな娘も3歳になり
そろそろ幼稚園などにいって
お友達とも遊びたいのかなぁ、と思って
"幼稚園へ行ってみたい?"
と訊ねると

"行きたくない。TAMAYAにいたい"
の一言が。

シュタイナーの幼稚園へは
何度かイベントや体験などで参加してみて
本人もとても気に入っているものの

"まだ今は行きたくない"
との強い意志のある答えだったので
その気持ちを私たちは
大切にすることにしました。

間もなく私は
第二子を授かり
臨月までお店は続け
いよいよ産休に入ることになりました。

その間お店を休業することで
私たちの現金での収入はゼロになったのです(笑)

どうしようか?
と、夫婦で話し合いながら

旦那から思わぬ話が…
「宿をやってみたいから色々勉強したい
屋久島へ行く。」

お店をやりたい、と言った私に
お店のこと、子どものこと、家のこと
ずっとサポートし続けてきてくれた旦那

お店は私たちの
ライフスタイルのひとつのようなもの。

またいつでも
はじめられるときに始めたらいい。

旦那の"今"やりたいことを
今度は応援しよう。

そして
私たちは屋久島へと渡りました。

つづく。

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